(ベルリンの動物保護施設から猫を引き取る1からのつづき記事です)
ティアハイムベルリンに出直したのは約2週間後の12月17日。
この時期のベルリンは太陽がほとんど差さない薄暗い曇天が毎日のように続くのですが、
この日は珍しく晴天。
何となく、この日は私は自分が求めている猫に出会えそうな良い感じがすると、
夫に語ったものです。
11時の開園にジャストに着こうと思い、
9時前には家を出発。
今回は2時間でたどり着きました。
敷地内に入ると、まだ数人の訪問者しかいません。
猫の棟に入ろうと思ったら、扉が閉まっている。
まだ、掃除中でした。
ひとつひとつの猫の部屋をきれいに掃除しています。
大変だろうなあ。
お疲れ様。
猫の棟の建物の前を歩くことにしました。
10分ぐらい待っていると、掃除が完了したようなので、いざ中へ!
今回もまずは3棟、順番にゆっくり見て回りました。
籠の中でずっと寝ている子もいれば、
ガラス扉に近づくと、すぐに人間の前に寄ってくる猫ちゃんたちも。
う~ん、みんなかわいいなあ。
でもそれぞれの猫の記録を読むと、
「運動が大好きなので庭のある家庭がのぞましい」
「性格が少し難しい子なので、猫の飼育経験豊富な方が良い」
などとあり、私の条件にはなかなか合いません。
30~40分ほど見回った後、それぞれの棟にいる飼育員さんたちと
お話し、私に合いそうな猫を探してもらいました。
2人目の飼育さんと話したとき、ぴったりくる猫はいない感じだったので、
きょうも無理かなあ~…と少々諦めモードに…
でも最後のチャレンジと思い、最初に見て回った棟に再び戻り、
そこの飼育員さんに改めて質問しました。
小柄で優しそうな金髪のショートカットの女性は、
しばし考え込み、
ここに一匹、候補がいるけれど、でもこの子はもう14歳だから…と。
さらに、もう一匹、いることはいるけれど、
この子はちょっと心臓が弱く、
今はもう大丈夫なのだけど、以前の検査で
心雑音が聞かれた事がある。
こういう子なのだけれど、それでもちょっと見ていきますか、
といわれたので、はい、と答えました。
ガラスの扉の鍵を開けてもらい、一緒に中に入りました。
飼育員さんが人差し指をそうっと猫の鼻の前にかざすと、
猫はフゥーゥと、威嚇。
飼育さんにも慣れていないようです。
でも私は一目みて、
この猫かも!?
と心にときめきが走りました。
彼女は他の猫とはやっていけない性格とのことで、個室に入っています。
しばらく猫と過ごしていいですよと言われ、
猫ちゃんとしばしの二人の時間。
籠の中で寝そべる彼女の背中をなでました。
(今から考えると、知らない人から触られるのは彼女にとってストレスだったと思うため、
やめた方がよかったなと思います)
つづきます
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ティアハイムベルリンに出直したのは約2週間後の12月17日。
この時期のベルリンは太陽がほとんど差さない薄暗い曇天が毎日のように続くのですが、
この日は珍しく晴天。
何となく、この日は私は自分が求めている猫に出会えそうな良い感じがすると、
夫に語ったものです。
11時の開園にジャストに着こうと思い、
9時前には家を出発。
今回は2時間でたどり着きました。
敷地内に入ると、まだ数人の訪問者しかいません。
猫の棟に入ろうと思ったら、扉が閉まっている。
まだ、掃除中でした。
ひとつひとつの猫の部屋をきれいに掃除しています。
大変だろうなあ。
お疲れ様。
猫の棟の建物の前を歩くことにしました。
10分ぐらい待っていると、掃除が完了したようなので、いざ中へ!
今回もまずは3棟、順番にゆっくり見て回りました。
籠の中でずっと寝ている子もいれば、
ガラス扉に近づくと、すぐに人間の前に寄ってくる猫ちゃんたちも。
う~ん、みんなかわいいなあ。
でもそれぞれの猫の記録を読むと、
「運動が大好きなので庭のある家庭がのぞましい」
「性格が少し難しい子なので、猫の飼育経験豊富な方が良い」
などとあり、私の条件にはなかなか合いません。
30~40分ほど見回った後、それぞれの棟にいる飼育員さんたちと
お話し、私に合いそうな猫を探してもらいました。
2人目の飼育さんと話したとき、ぴったりくる猫はいない感じだったので、
きょうも無理かなあ~…と少々諦めモードに…
でも最後のチャレンジと思い、最初に見て回った棟に再び戻り、
そこの飼育員さんに改めて質問しました。
小柄で優しそうな金髪のショートカットの女性は、
しばし考え込み、
ここに一匹、候補がいるけれど、でもこの子はもう14歳だから…と。
さらに、もう一匹、いることはいるけれど、
この子はちょっと心臓が弱く、
今はもう大丈夫なのだけど、以前の検査で
心雑音が聞かれた事がある。
こういう子なのだけれど、それでもちょっと見ていきますか、
といわれたので、はい、と答えました。
ガラスの扉の鍵を開けてもらい、一緒に中に入りました。
飼育員さんが人差し指をそうっと猫の鼻の前にかざすと、
猫はフゥーゥと、威嚇。
飼育さんにも慣れていないようです。
でも私は一目みて、
この猫かも!?
と心にときめきが走りました。
彼女は他の猫とはやっていけない性格とのことで、個室に入っています。
しばらく猫と過ごしていいですよと言われ、
猫ちゃんとしばしの二人の時間。
籠の中で寝そべる彼女の背中をなでました。
(今から考えると、知らない人から触られるのは彼女にとってストレスだったと思うため、
やめた方がよかったなと思います)
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