6月26日の新月の日はなんという日だったろう。

思いもよらないことが次々に起きた。

朝ごはんの準備をしていると、近所のおばあさんがやってきて、

「きょうは6班の掃除の日だから、みんなでこの辺りを掃除する。聞いてなかった?」

聞いてなかった(笑)。

4月ごろに、私たちは集落内の6班に属していて、年に2回ある掃除を一緒にやりましょう、とお誘いを受けていたけれど、それがこの日とは知らなかった。

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家の前の通り


朝から30℃あったけど、日焼け&蚊よけで長袖長ズボンに着替え、夫は箒をもってみんなと合流。

1人の男性がう~んとうなる機械で道端の伸びた草を切る。

女性たちは地面の雑草を鎌で刈る。

夫は他の人と道を掃いていた。

私はやることが見つからず(笑)、初めて会った男性とおしゃべり。

道を進んでいくと、15人ぐらいが地べたに座って休憩している。

みんなが食べているアイスを私たちもいただき、その上、飲み物、お菓子、インスタントラーメンまで配られた。なんだか町内会のお祭りみたいだなあ。

私は、何もしていない…(;'∀')

家に戻って、朝食を食べ、東京の母が誕生日だったので、電話しておめでとうを伝える。

猫の世話をし、仕事。

そして晩になった。

散歩にいこう、となり、集落近くのサトウキビ畑を歩き回る。

気温はまだ30℃、湿気もあるけど、風が心地よく、東京の夏よりずっと過ごしやすい。

夫も快適だと喜び、外に座ってビールでも一杯飲んでもいいね、と言った。

わが家の2軒隣の家を通り過ぎようとしたときだった。

庭で宴会をやっている。

よく見ると、知り合いのみちこさんが。

みちこさんは家探しでお世話になっている方の1人。

北海道からの移住者で、心の温かいお母さんのような方。

あ、こんばんは~!とあいさつすると、みんなが一斉においでおいでと手招きした。

まるで私たちを待っていたかのように、白い椅子が2脚、空いている。
座ると、ビールが出された。

夫と顔を合わせて笑う私たち。

みんな同じ集落に住むご近所さん。おそらくみんな60代~70代。
他の3人も知っている人だった。

元琉球大学の先生もいて、夫に英語で話をしてくれた。

みちこさんから、ドイツの民謡を聞きたいと夫にリクエスト。
「菩提樹」が良いという。

夫はためらいながらも、菩提樹 der Lindenbaum を熱唱(笑)
ドイツの風景が目に浮かぶようだと、拍手を受けた。

驚いたのは、みなさん小学校の唱歌でこの歌を習ったことがあり、メロディーを知っていたこと。
近藤朔風の訳詞でなじみがあるよう。

お返しに、宮古島の民謡2曲を歌っていただく。


「なりやまあやぐ」。宮古民謡の代表曲。

次に、宮古島の「君が代」にあたる光に満ちた唄。
とても重要な唄と教えていただいた。

どちらも民族の根源的な魂を感じる、素敵な唄だった。

ビールによる「オトーリ」が始まった(笑)

普通は泡盛による飲み回しだけど、ビールもありなんだ。

口上を述べて盃を回していくこのやり方を、宮古の人々は楽しんでいる。

そんなに長居はしないつもりが、2時間も参加してしまった。

みちこさんも帰るというので、一緒に失礼した。

2軒先のわが家に着くと、まずは納屋にいる猫ファミリーをチェック。

一匹だけ小さいまま成長できていない白い赤ちゃん猫がいつも気になっていた。

夫はこの子を特にかわいがり、ミルクを追加で与えていた。

箱を除き、懐中電灯を当てると、3匹の赤ちゃん猫が並んでおっぱいを飲んでいる。

あの小さい猫は?

探すと、母猫ザフィーラの背中のところにいる。

夫が手に取ると、すでに冷たくなっていた。

死後硬直している。

死んで数時間経ってしまったのか…

私たちはショックで泣きたくなった。

かわいい目もぱっちり開いて、動き回っていたのに…

内臓が十分に機能せず、母乳を摂取できていなかったのか。

夫は悔しくて叫びかけていた。

私たちはできることをやった、と夫を慰めたけれど、苦しんでいる。

人間が介入できない領域だってある。

満月の日に生まれて新月の日にお空に帰っていった白い赤ちゃん猫。

どうか、安らかに。

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