ふと気づきました。日本では住居の契約や車の購入で実印が必要なんだ…。
サインで何でもOKのドイツで生活していると、印鑑文化を忘れます。
実印はネットでも買えるのですね。
実印購入の比較サイトをチェック。
でも、説明文を読んでショックを受けました。
「実印の素材の中で最高級と言われているのが、象牙です。 象牙の印鑑は押印性に優れており、耐久性も際立っています。」
「コストパフォーマンスに優れた黒水牛は最も人気の実印素材のひとつで、価格相場も4,000円弱と非常に購入しやすい値段となってます。 」
象牙と黒水牛って…
どうぶつを殺して印鑑をつくるのですか。
そんな印鑑文化、要らないです。
ヨハネスブルクできのう開かれた野生動植物保護のためのワシントン条約締約国会議で、アフリカ諸国は取引市場の閉鎖を訴えました。
日本はどういう態度をとったか知っていますか。
「(日本)国内の象牙市場は適切に管理されている」とし、全面閉鎖には反対の姿勢を示したのです。
象牙の印鑑需要が一因でしょう。
象牙の採取は、象が生きたまま、顔そのものを切り取りとって行われます。
水牛は、ベトナムを中心に、オランダ、アフリカに生息しています。
水牛たちも、ちっぽけな印鑑のために虐殺されているのです。
人間の道具のために殺されるなんて、なんて理不尽なのでしょう。
こんなところにもクルーエルティーが存在していたなんて、盲点でした。
どうぶつを苦しめるぐらいなら印鑑文化を廃止し、欧州のようにサイン文化にすればいいと思います。
100円ショップで印鑑が売られ、ネットでも簡単に入手できる時代、どっちみち印鑑は証明能力がほとんどないのですから、意味がありません。
どうしても印鑑文化が大事なら、印鑑は、石や木、人工素材で作れます。
どうぶつを苦しめる伝統など、存続する価値はありません。
どうぶつを苦しみから解放するために、象牙や角の売買廃止に向けて、頑張っていきましょう。
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