大量のプラスチックゴミが海を汚染しています。
近いうちに、海では魚よりもプラスチックが多く泳ぐことになるといわれるほど、プラスチックゴミの問題は深刻です。
海の生き物たちが、苦しんでいます。
環境先進国といわれるドイツですが、意外なことに、ゴミの排出量では2012年に「EUチャンピオン」になったことがあります。
2013年のデータ(連邦統計局)では、年間平均一人当たり617 kgもゴミを出しており、EU平均(481kg)をかなり上回っています。
プラスチックもあらゆるお店で使われており、悲しいことに、オーガニックショップでもかなりの商品がプラスチック包装です。
プラスチックの分別、リサイクルではドイツは進んでいます。回収率は90%を超えます。
しかし、リサイクル率は42%ほど(環境省のデータ)で、それほど高くありません。
プラスチックといってもたくさんの種類があり、分別にコストがかかるためです。
残りは焼却。熱エネルギーや燃料の代わりに使われます。
でも、果たしてこのままでいいのでしょうか。
環境保護活動家は批判をしています。燃やすのに結局石油を使うので、環境を損なうことにつながるからです。
このような状況で、プラスチックゴミを減らすために、取り組みをしている若い人々がいます。
プラスチック包装をすべてやめて、量り売りで商品を売るお店が、ベルリン・クロイツベルクにあります。
"Original Unverpackt" (オリジナル無包装)というスーパーマーケット。14年にオープンしました。
量り売りでは瓶に入れるので、ゴミは出ないし、自分の食べる分だけを買えばいいので無駄に廃棄するリスクも減るし、いいことが多いと思います。
自分も同じお店を開きたい!という人は、フランチャイズ経営ができるそうです。
こういうお店がたくさん広まるといいです。
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