ベルリンの8000本の桜が満開です。
意外に思われるかもしれませんが、ベルリンは桜の名所がいくつかあります。
この桜の一部は、実は日本人が寄付したも の。
テレビ朝日がベルリンの壁崩壊後まもなく、壁跡地に桜を植えようと呼びかけ、集まった寄付金で桜の植樹が行われたのです。
ベルリン南部のTeltow というブランデンブルク州との境にある並木道には1000本が植わっています。
今年もどうしても観たくて、家から1時間以上かかりますが、仕事の合間を 縫って行って来ました。
ああ、なんて美しい…。夢のようなひと時です。
壁の跡地は、東西分断の時代、西側への逃亡者を見逃さず見通しを良くするため、草一本生えないように除草剤 が散布され、“死の帯”と呼ばれていました。植樹は大変だったようです。
日本の方々の努力がなかったら、閑散としたただの空き地だったでしょう。
桜を見ていたら、高齢のドイツ人女性が写真を撮りましょうか?と言って下さったので、撮ってもらいました。
親日家の方で、この桜は日本人が贈ってくれたの よ、寄付で1億円も集まったの、私は日独協会の会員で日本の文化が好き、70年代に日本に行ったことがあるの、あなたはどこから来たの…などなど、20分 ほど立ち話してしまいました。
桜が結ぶ日独友好、素敵だなあとしみじみ思いました。
愛猫ジュリーちゃんには、地面に落ちていた桜を集めてお土産。
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